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同居の家族が感染症に!その時やったことをお伝えします

はじめに

先日、同居の家族が流行病にかかりました。

私、訳あって実家4人家族でで過ごしています。

そのうち私以外の3人がほぼ同時に感染するという非常事態が発生しました。

この時にやったことを今後のために残しておこうと思い、記事にしました。

参考にしていただけましたら幸いです。

1.【前提として】今回対象とする症状

今回のケースでは、感染者に以下の症状が出ました。

発熱、咳、筋肉痛、喉の痛み、頭痛

下痢や嘔吐といった胃腸に来る症状は出ませんでした。 以上を踏まえて読み進めてください。

2.症状が出た病人への対応

病人への対応として、取った行動をまとめました。

地味で一般的なことですが重要です。

病院には必ず行かせる(予約は総出で電話)

最近ですと、発熱症状が出てすぐに病院へ行っても診察をしてくれないケースが多いです。

おそらく病院へ電話して症状を説明して予約を取るという流れになると思います。

焦らず予約を取りましょう。 かき集められる人総出で予約の電話を入れましょう。

とにかく寝てもらう

症状が出て段々と悪化してきます。

動きたくもなくなってくると思いますので、とっとと寝かしましょう。

枕元に必要なものを置いておく

毎回起きて、何か必要なものを取るという動作もできなくなります。

そのため、枕元へ事前に以下のものを置かせてもらいましょう。

消毒液、ティッシュ、袋、飲み物

具体的にどのようなものが良いのかは後述します。

汗をかいたら着替える を徹底してもらう

基本的なことではありますが、汗をかいたままでいると夏は冷房・冬は外気温により体が冷えて症状が悪化します。

悪化させないためにちゃんと着替えてもらいましょう。

台所には立ち入らせない

水道の蛇口や冷蔵庫の扉など、消毒をしていないと感染源になる可能性があります。

なので「〇〇が欲しい」というお願いが来た場合は代わりに取ってあげてください。

料理をさせるなんてもってのほかです。

3.感染を広げないためにやったこと

感染を広げないためにやったことについて書いてきます。

こちらも一般的な内容ですが、ちょっと工夫した点などもあります。

寝る場所を最低3m以上離す(理想は別部屋)

我が家は部屋があるものの、病人を全て隔離できる部屋の数やスペースがありません。

なので、寝る場所については3m以上離しています。

私は兄と同部屋なのですが、兄が感染してしまったのでリビングで寝ています。

ただ、リビングの隣の和室に母と妹が寝ています。

仕方ないので和室から一番遠いリビングのところに陣取って寝るというフォーメーションです。

これで私には感染がないので、一応問題ないと思います。

ですが、理想は隔離です。

それが可能でしたら、必ず隔離してください。

全員昼夜問わずマスク着用

病人はマスクをすることで病原菌を散布させずに済みます。

元気な人はマスクをすることで病原菌を吸い込む可能性を減らすことができます。

マスクをして損することは、この場合ではありませんのでしましょう。

寝ている時ももちろんです(寝ている間に外れていることはありますが…)。

感染者が触れたところは消毒する

病人にも消毒はしてもらっていますが、感染初期のだるい時にはその余裕もありません。

触れた場所は元気な人が消毒する体制にしましょう。

ドアノブやテーブルもです。

特にテーブルは上面だけでなく、ヘリも消毒しましょう。

やって損なことはないです。

最低1日2回の換気

換気は必ずしましょう。

部屋に漂っている病原菌を外に逃したり、空気を入れ替えることによる気分転換も望めます。

我が家は朝と夕方に換気する体制にしました。

もしできるようでしたら寝る前にも換気してください。

快眠できたりもします。

病人から出たゴミは小さな袋に入れてもらう

鼻をかんだり、痰を出したりしたティッシュは別の袋に入れてもらいましょう。

同じゴミ箱を使用すると、そこが感染源となる可能性が上がってしまいます。

ゴミは別にして、収集日にまとめて大きなゴミ袋に入れて出してしまいましょう。

手を拭くタオルは別々にする

トイレなどで手を洗った時に使うタオルも別々にしました。

一緒にしてしまうとそこから感染が広がってしまう可能性があるからです。

病人用にそれぞれ用意し、どれを使って欲しいかを伝えておきます。

元気な人が使うタオルについては、常に首にかけておきそれを使う体制にしました。

常に首にかけておけば「タオル忘れた!」というトラブルを防げます。

病人が使った食器はこまめに洗う

病人が使った食器を溜めてしまうと、そこが新たな感染源になってしまいます。

使って回収したら即洗うスピードでやってしまいましょう。

4.【食べ物編】買っておいた方がいいもの

病人に食べさせるものして、人気があったのは以下のものでした。

ゼリー類

症状の初期では、食欲が完全に落ちています。

また、冷たくてさっぱりした甘いものを欲します。

フルーツゼリーやゼリー飲料はよく食べてくれました。

冷やしておきましょう。

インスタントのお吸い物

症状が進んでいくと、今度はしょっぱいものを欲します。

ですが、固形物を食べたいというほどの食欲があるわけではありません。

そこで、インスタントのお吸い物が役に立ちます。

塩分も摂れるので意外とおすすめです。

一緒に水も飲ませましょう。

漬物・梅干し

体調が底打ちした後は固形物も食べてみようかなという気分になります。

そこで漬物や梅干しがおすすめです。

塩分補給にもなるのはそうですが、食べることで口の中や気分がスッキリします。

理想を言えば、ぬか漬けがあると良いです。

塩分補給になり気分がスッキリする上に発酵食品で腸の調子も整えられます。

漬物や梅干しを食べた後は水分も一緒に摂らせてくださいね。

5.【食べ物以外】買っておいた方がいいもの

食べ物以外で、買っておいた方がいいのは以下のものです。

消毒用アルコール(スプレー式)

手を消毒するのに、スプレー式やポンプ式は便利です。

手軽にかつ、すぐに消毒ができますのでおすすめです。

病人の枕元・洗面所・リビング・台所(火の元から離して置く)と用意しましょう。

小さいビニール袋

病人から出たゴミを捨てるために使用します。

100円ショップでもまとめて売っていますので、用意しておくと良いです。

小さなビニール袋にゼリー飲料のゴミを捨てる、少し大きめの袋には鼻をかんだものなどを捨てるなど大きさによって使い分けていきましょう。

マスク

不繊維のマスクを用意しましょう。

ドラッグストアにも売っていますが、選ぶ際は紐の幅が広いものを選んでください。

一日中つける中で、紐が細いとだんだん耳が痛くなります。

選ぶときのコツにしてください。

ティッシュ

ティッシュといっても2種類あります。

箱ティッシュの他に、簡易包装のティッシュもあると良いです。

箱ティッシュは鼻をかむのに、簡易包装のティッシュは消毒のために使用すると良いです。

もちろん出たゴミは袋に入れてください。

湿布

症状として意外と侮れないのが筋肉痛です。

運動の有無に関わらず出てきます。

痛くなる箇所、例えば肩や首元に貼ってあげると楽になります。

一枚が大きい場合は短冊状に切って貼ってあげましょう。

ふたができる飲み物入れ

病人が飲む用に、枕元に置く水が必要になります。

倒しても良いように、ふた付きの容器があると良いです。

空のペットボトルでも良いですが、取っておくのも面倒だと思います。 買ってしまうのも手だと思います。

6.日頃準備しておいた方がいいこと

感染症はいつ感染するのがわからないのが怖いところです。

そこで、日頃から準備しておいた方が良いことを書きます。

体調が悪くても食べられるものを把握しておく

「体調が悪くてもこれなら食べられる」というものを把握しておきましょう。

人によっておかゆなら食べられたり、スープなら食べられると異なります。

体調の回復のために、栄養補給の面で重要になります。

何かお腹に入れられるものを知っておくだけでも、看病する側は楽です。

ネット通販やネットスーパー・スーパーマーケットの配送サービスを一度使っておく

ネット通販やネットスーパーといった、家にいならが買い物ができるサービスは一度体験してください。

感染症によっては同居の家族も外出禁止となるケースがあるからです。

使ったことがないのと、一度使ったことがあるとではかなりの差があります。

使うサービスによっては当日中に家に届けてくれることもありますので、調べて体験してみてください。

また、近所のスーパーマーケットで配送サービスを行っている場合も同様です。

調べて使ってみるだけでもかなり安心できます。

体温計の電池チェック

体温を測るのは、症状を把握する目安として重要です。

使いたい時に電池がないという状況を避けましょう。

ずっと使ってなかったり、古いようでしたら買い替えるもの良いです。

住んでいる自治体が支援してくれる内容を調べておく

感染症の種類によっては、住んでいる自治体の支援が受けられる場合があります。

食べ物を配送してくれたり、病院までの移動を手配してくたり。

これは住んでいる場所により異なりますので、定期的に調べておくと良いです。

おわりに

家族が感染症になった際、感染拡大防止がものすごく大事です。

ですが、家族が苦しんでいる姿と見るのが何よりも辛いと思います。

もしかしたら、同じような境遇の方がいらっしゃるかもしれません。

感染してしまった方々の回復と共に、感染していない方にも広がらないことをお祈りさせていただきます。

できることからやってきましょう。

お役に立てましたらこれ以上の喜びはございません。

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